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「竿工房なにわ」
のこだわり
「竿工房なにわ」
では平成7年頃から竿の手作りを始めました。どうして竿作りをしたのか?竿作りの前は市販の竿を使って
いましたが自分好みの竿がなかなかありませんでした。最初は市販の竿を購入してきて改造しながら
2本並継のミャク釣り
の
竿を制作してはその度に海上釣り堀へ行き、
フィールドテスト
の繰り返しをしてきました。折れない竿を目標に
握り部分の長さ・穂先部分の曲がり具合・竿全体の曲がり具合
など色々な方のご意見を伺いながら改良してまいりました。
最初に作った竿は
3mのミャク釣り用の竿
ですが、現在も私
「浪花」
が使用しています。長年使用していますが、傷一つ
ありません。取り替えたのは穂先部分のガイドが疲労し、一か所取り替えたのみで、現在も手に馴染んでおり、愛用しています。
2.4m前後の竿は2本並継
とし、
3m前後の竿は3本並継
を基本として制作しております。竿が完成しましたら
強度テスト
を
繰り返し、お客様お届けしております。
「竿工房なにわ」
では納得できる竿しかお客様にお届けしませんので、ご了承ください。
お客様のなかには、あまり綺麗なので使用しないで、飾っておられるお客様もいらっしゃいます。
特にこだわっているのが
、
短竿の2.4m前後の2本並継ミャク釣り用の竿
です、元竿の握り部分は竹ではなく
木材のタモ
を加工
して、円形ではなく
楕円形
>に加工して非常に持ちやすく、手に馴染みやすくしております。
この竿は平成7年頃に制作した3.0mのミャク釣り専用竿です。現在も私
「浪花」
が愛用し、使用しています。
竿のフィールドテスト動画でもこの竿を使用しています。
タモ材を長方形に加工し真ん中を半円に削ります
左と同様です
2枚をボンドで接着します
接着終了後全体を楕円形にして
先端をテーパー加工して溝切り
します
後ろから見た画像です
チューブラを差し込み接着します
接着後ペーパーで全体を仕上げ
ます
和紙を用意します
和紙を握りの部分に張り付けます
チューブラの研ぎ出し作業
左と同様です
全体に模様が出てきたところです
ソリッドの穂先を調整します
左と同様の調整
穂先の曲がり具合いの調整
曲がり具合いの調整
全体の曲がりを確認
完成写真
制作工程の一部ですが、これから
リールシート・ガイド糸巻き・エポキシコーティング
などの
作業があります
。